木の弱点を鉄の強さで補強したオリジナル部材「テクノビーム」に加え、
建物の変形とダメージを減らす制震システム「テクノダンパー」を採用。
テクノストラクチャー工法は強い梁「テクノビーム」を使い、1棟1棟構造計算をして建てる家。 法律の水準を大きく上回る独自の基準で、 388項目もの緻密な「構造計算」を、1棟1棟実施し、強さの検証を行うのが特長です。
地震に強いテクノストラクチャー工法をベースに、 建物の構造を固めて強くする「剛」というアプローチと、 地震エネルギーを吸収する「柔」というアプローチを加えたのが テクノストラクチャーEXです。
地震と闘い続けてきた。これからは繰り返す地震とも闘う。
テクノストラクチャーEXは、1度の地震にたえるだけじゃなく、繰り返す地震に耐える家。
災害後の暮らしを真剣に考えるなら震度7の巨大地震の後に住み続けられる家を建てよう。
「テクノダンパー」は、テクノストラクチャーの家専用(ただしオプション仕様)の制震システムです。
パナソニックは、超高層ビルや大規模建築で用いられている、地震動による建物の変形を低減する「座屈拘束技術」をテクノストラクチャー工法用に改良し、新しい制震システム「テクノダンパー」を開発しました。
地震の揺れを吸収する「テクノダンパー」はテクノストラクチャーの耐震構造と組み合わせることで、一般木造住宅と比べ最大約70%揺れを低減します。
大地震に相当する負荷を100回以上繰り返しかけても制震効果が維持できるなど、繰り返しの地震にも効果を発揮することを確認しました。
また、テクノストラクチャーの家に採用していた従来の制震システムよりも軽量化したことで、運搬利便性や施工性が向上。天井高さは最大2.8mまで対応可能です。
テクノストラクチャーEXだけの強度確認方法「4D災害シミュレーション」
繰り返す巨大地震への強さも1棟1棟、全棟確認しています。
テクノストラクチャー工法の建物で従来から行っている法律の水準を大きく上回る独自基準の緻密な「構造計算」に加え、 テクノストラクチャーEXでは繰り返しの地震に対する強度確認も1棟1棟、全棟で実施します。
「あなたが建てる家の強度」が確認できます。
2.震度7の人工地震波を3回繰り返し与える
人工地震波で未知の地震に対する強さを評価します。
3.建物の変形を抑制できているか診断
巨大地震後に住み続けられる強さがあるか確認してから建設します。
確かに、強い壁を増やして建物をガッチリ固めれば、耐震性は高まります。
でも、壁を増やすということは、開放感を出したいリビングの真ん中に壁が必要になる・・など プランの制約がどんどん増えてしまいます。
また、固めるアプローチだけでは繰り返しの地震により強度が劣化する可能性もあります。
2024年1月の能登半島地震で倒壊した建物について、 建物にここ数年で繰り返し発生していた地震によるダメージが蓄積されていた可能性も指摘されています。
ダメージを抑制する仕組みが必要です。
繰り返す地震の影響を最小限に抑制するために耐震と制震のアプローチをバランスよく行うことをお勧めします。